BLOOD LINE (シングルバージョン) 浜田省吾

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 『DOWN BY THE MAINSTREET』の少年達が、“日本少年”でもない”Japanese Boy” でもない自分はどういう存在なんだろうという問いに目覚めた『J.BOY』。その問いをさらに突き詰めたのが『FATHER'S SON』。
 80年代後半といえば、ジャパン・アズ・ナンバーワンともいわれた時代で、日本は経済的には絶頂期にあった。アジア諸国の状況も現在とは全く違うものでした。
 そして、当時は現状に肯定的でバブリーな音楽が多かったと思います。そんな風潮の中で、ソングライターとして自分自身と自分の置かれている環境をふり返って考えたんです。
 輸入文化であるロックやポップミュージックをやっている自分、母親は明確に日本なのに、父親の存在が霞んでいて、自分達には“もうひとつのBlood Line”があるんじゃないかと。
 その父親像を探すと、どうしても1945年にたどり着く。敗戦によって、そこにはアメリカの戦後の世界戦略が大きく絡んでいて、それまでと全く違う文化や価値観が入ってきて混乱した世代……の子ども達なんですよね、俺達って。

FATHER'S SON

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