自分がない ーアイデンティティの危機ー

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Geminiによる要約:

この動画は、心理学者エリクソンの「発達課題」と「アイデンティティ」の概念を軸に、「自分がない」という状態がどのようなものか、そしてそれをどう乗り越えるかについて解説しています。

以下に主な内容を要約します。

1. 「自分がない」とはどういう状態か

  • 定義: 自分の意志で自分の行動を決めていない人のことを指します [00:17]。
  • 世間の基準との違い: かつては「家を持ったら一人前」といった世間的な役割を果たすことが大人とされましたが、エリクソン流のアイデンティティは「自分はこういう人間だ」という確固たる内面的な自覚を指します [01:23]。
  • 安易な選択: 「みんながやっているから」という理由で人生の重要な決断(家を買う、就職するなど)をしてしまうのは、アイデンティティがない証拠だと指摘されています [02:13]。

2. エリクソンの発達課題

人生の各段階には、乗り越えるべき課題とそれに伴う「危機の状態」があります。

  • 青年期 (13〜22歳): 課題は「自我同一性(アイデンティティ)」の確立。失敗すると「役割の混乱」が生じます [04:42]。
  • 壮年期 (40〜65歳): 課題は「世代性(次世代を育てること)」。自分自身の成長ばかりを考えると「停滞」に陥ります [05:05]。
  • 同調的引きこもり: 自分の価値観を通さず、トラブルを避けるために集団に隠れて同調している状態を指し、生きがいが少なくなると警鐘を鳴らしています [06:13]。

3. アイデンティティの危機(チャンス)

  • 危機の発生: 就職、結婚、離婚、病気などの人生の節目で起こりやすいものです [07:05]。
  • 克服のプロセス: 1. 他者から否定されることで危機が始まる [08:16]。 2. 「そんなことはない」と自分を否定し返す [08:29]。 3. 「では自分はどんな人間か」と自己探求(プロフィールを書くなど)を行う [08:42]。 4. 「これが本当の自分だ」という思いに至り、自己肯定ができるようになる [09:16]。 5. ありのままの自分を出した上で、他者からの承認を求める [09:39]。

結論:自分を持つために

自分を持つとは、**「自分のやることを自分で決めること」**です [01:11:29]。 たとえ小さなことでも、常識や他人の意見を優先せず、自分自身で決断し始めることで、何歳からでもアイデンティティを確立することができると結論づけています [11:34]。

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