【15分まとめ】愛と心理療法【M.スコット・ペック 】

※当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

この動画は、M・スコット・ペックの著書『愛と心理療法』の要約を紹介するものです。ナレーターは、人生の困難への向き合い方や、愛の定義について解説しています。

動画の主な内容は以下の通りです。

  • 人生は困難であること [00:50] 人生は問題の連続であり、その苦難から逃れることはできません。大切なのは、その問題の責任をまず自分自身が引き受けることです [01:32]。そして、苦痛を伴っても真実を見つめ、死の瞬間まで自分や社会への理解を広げ、考えを改訂し続ける(生き方を修正し続ける)ことが求められます [02:00], [03:22]。
  • 問題に真摯に向き合う態度 [03:30] 自分にも他人にも正直であること、率直に堂々と生きる勇気を持つことが大切です [03:47]。また、自分の責任を全て引き受けると同時に、自分のものではない責任は拒否することも必要です [04:21]。成長のためには、古くなった考え方や行動様式を捨て去る勇気が求められます [04:35]。
  • スコット・ペックによる愛の定義 [05:54] 愛とは「自分自身や他者の精神的成長を培うために、自己を広げようとする意志」であると定義されます [06:34]。愛は単なる感情や欲求ではなく、意志のこもった「行動」であり「選択」です [06:48]。まず自分自身を愛することができなければ他者を愛することはできず、自己愛と他者への愛は本質的に同じものです [07:09]。
  • 愛と「愛でないもの」の区別 [08:23] 愛としばしば混同されるものに「依存性」と「自己犠牲」があります。
    • 依存性: 与えるより与えられることを求め、相手を縛り付け、関係を破壊するものであり、愛ではありません [08:48]。
    • 自己犠牲: 相手にとって必要でない援助は、その人の自立を妨げるため、本当の優しさではありません [09:19]。時には対決したり、突き放したりすることが愛である場合もあります [09:39]。 純粋な愛は、相手の精神的成長を気遣う「責任感」と、それを見極める「知恵」を伴います [09:57]。
  • 純粋な愛の実践 [10:51] 愛は感情ではなく、深く考えた末の「決断」です [11:00]。相手の成長に関心を持ち、話をよく聴くこと(傾聴)が何よりも大切です [11:28]。また、お互いの精神的成長のためであれば、夫婦や親子であっても率直に対決し、お互いが「裁量の批判者」であることが重要です [12:49]。
  • 愛する能力は育てられる [13:17] 愛する能力は、親から受けた愛情だけでなく、生涯を通じて精神的成長を目指し続ける自分自身の努力によって育まれます [13:32]。幼少期に十分な愛情を得られなかった人でも、自分で愛する力を伸ばすことができます [15:34]。精神的成長は、変化を恐れる心 [14:14] を克服し、謙虚に学び続けること以外に方法はありません [15:52]。

愛と心理療法 完訳版 単行本 – 2024/2/9 M・スコット・ペック (著)

寄付、サポートのお願い

真実を広く誰にでも知ってもらえるよう、 無償でお届けしています。 続けていくためにぜひ寄付、サポートをよろしくお願いします。

*ゆうちょ銀行振り込み希望の場合はメールにてお問い合わせください。

アマゾン、楽天を買い物する際に、以下のリンクから購入することでサポートして頂くこともできます。買い物の際は以下のリンクから購入してください↓

アマゾンから購入して、やつろぐをサポートする
楽天から購入して、やつろぐをサポートする